LGBTサポート協会の定例会でアセクシュアル男性について話し合いました!
目次
アセクシャル・アロマンティックとは?
アセクシュアルとは、性別を問わず他者に対して性的欲求を抱くことが少ない、または全く抱くことがないセクシュアリティを指します。恋愛感情(好きという感情)を抱くことはあっても、性的な感情も持つことがないことが特徴のセクシュアリティです。また、恋愛感情を抱かない方をアロマンティックと呼び、アロマンティック・アセクシュアルと呼ぶ場合もあります。
月に一度開催しております、LGBTサポート協会の定例会が、2024年5月13日に行われました。
今回のテーマは<アセクシュアル・アロマンティック男性会員の登録について>です。
【自分はアセクシュアルであると思う】という女性会員様は、割と珍しくないのですが、それに比べ男性のアセクシュアル会員様が、女性会員様に比べ圧倒的に少ないのが現状です。
今回は世の中に埋もれているアセクシュアルかもしれない男性を探し出すべく、参加者の皆さまのお知恵をお借りしながら、どのように探し出していけばいいのかを、グループワークなどを通して真剣に話し合いました。
データで見るアセクシュアルやアロマンティックの多様性
NHKが調べた「アロマアセクにおける特定の行為に対する嫌悪感の分布」では、「キスをする」ことに対する嫌悪感は75%の人が感じる一方、「手をつなぐこと」は27.9%,「どれにも嫌悪感を覚えない」人も22.4%いることが調査で出ています。
「恋愛・性的ではないパートナーを望むか」については、半数以上の人が「1人、パートナーを望む」と回答しています。
恋愛的にも性的に惹かれなかったとしても、パートナーを望んでいることがわかります。
一方で「望まない」と答えた人が、21.7%いました。
このような結果からも、アセクシュアル・アロマンティックの中にも多様性があることがわかります。
アセクシュアルは女性が圧倒的に多い
アセクシュアルの割合は、日本人口の約1%と言われています。
こちらは自認している方のみの割合になりますので、「アセクシュアルかもしれない方」を含みますと、もう少し増えるとは思いますが、日本の人口で考えると約120万人くらいの方がいらっしゃる計算になります。
ちなみに岩手県の人口が120万6,479人ですので、大体ほぼ同じくらいのイメージです。そう考えると少なくない気もします。
そして、そのほとんどが、女性で占めていると考えられています。
アセクシュアル男性が少ないと考えられる理由
・男性は性欲と恋愛が混ざっている
考えられる理由としては、男性の場合は性欲と恋愛が混ざってしまっている可能性があるということです。恋愛感情というよりも、性欲があれば男女の関係が成立するので、それを恋愛と思い込んでいる人もいるのかもしれません。
・昔からの固定概念で積極的でないと「男らしくない」と思われてしまう
男性が性的欲求を抱かなかったり、恋愛に対して積極的でないということに対して、「男らしくない」などという世間の良くないイメージが残って、当事者の方が発信しにくいのかもしれません。
アセクシュアル男性は人気がある!
アセクシュアル男性は、人気があるかないかという質問をよく見かけます。
【結論から申し上げますと】、アセクシュアル男性はとても人気があります。
なぜか?
答えは簡単です。自身がアセクシュアルであると公言されている数が圧倒的に少ないからです。
分かりやすく言うと、需要と供給が合ってないのです・・・
過去にアセクシュアル男性の会員様がいらっしゃいましたが、常にお見合いのお申し込みがパンパンに入っており、新しい方とお見合いを組むことが難しいくらいの人気っぷりでした。
本当にアセクシュアル男性の人気は凄いので、一生懸命に活動されている方はすぐに素敵なパートナーを見つけ、成婚退会されていきます。
アセクシュアルでもパートナーを見つけられる
アセクシュアルでも、人生を共にするパートナーが欲しいと望んでいる人はたくさんいますが、出会いが中々無いと思っている方が大半です。
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